技術情報

圧力計の用途別種類

2017.11.7

圧力計の用途による種類は次のとおりです。

用途別種類 使用条件
一般用

1.装備場所の環境は次の範囲とする

項目
種類 規格 区域 周囲及び圧力媒体温度 相対湿度 雨、雪、あられなどの
飛沫に対する保護
一般用
一般圧力形
JIS B 1804
環境区分C
クラスC1
遮へい区域 -5〜45℃ 5~95%
氷結なし
なし

2.取付姿勢は、目盛版が計測者の目線に対して垂直で、その表示が水平となる方向に取り付ける。

3.衝動または衝撃は、精度許容差を超える指針の揺れを生じない範囲とする。

4.圧力媒体は、非腐食性(ただし、耐食用は接液部材質SUS316の耐食性が有効な範囲)の液体、気体とする。

5.常用圧力の上限は、次の範囲とする。

(1)定圧力 最大圧力の3/4以下(最大圧力が100M以上では2/3)
(2)変動圧力 最大圧力の2/3以下(最大圧力が100M以上では1/2)
真空圧力 最大圧力

備考:
(1) 低圧力: 1秒あたり圧力スパンの1%を超えない速さで連続的に変化し、かつ1分当たりの変化量が圧力スパンの5%を超えない圧力。
(2) 変動圧力: 1秒あたり圧力スパンの1~10%の速さで変化する圧力。

蒸気用

1.環境温度が10 ~ 50℃の範囲で、運転開始時の水蒸気のように一時的に高温となる所とする。

2.その他の条件は、一般用の条件 2 3 4 5 を引用する。

3.記号Mを表示して用途別の種類を表す。

耐熱用

1.環境温度が-5 ~ 80℃の範囲として、これを超える場合は協議の上、仕様を決定する。

2.その他の条件は、一般用の条件 2 3 4 5 を引用する。

3.記号Hを表示して用途別の種類を表す。

耐振用
(耐激振用)

1.脈動又は振動は、精度許容差を超える指針の揺れをさせるような脈動が加わる場合で、その程度は具体的に次の範囲とする。

【脈動範囲】

1Hz以下の脈動圧を表の範囲で連続して加えた後、精度許容差以内で機能異常がないこと。

最大圧力(Mpa) 脈動圧の範囲
(最大圧力に対する%)
回数
耐振用 {対激振用}
10以下 30〜70 15000 {500000}
10を超え60以下 40〜60 10000
60を超え160以下 40〜60 5000
【振動範囲】

正規の姿勢に取り付けて、前後、左右、上下の三方向に、表の範囲の共振振動 (この中に共振点がない場合は、±6.9m/s、30Hz) をそれぞれ2時間{耐激振用は 100時間}加えた後、精度許容差以内で機能異常がないこと。

耐動数 振幅 mm 加速度 m/s2
5 ~ 13.2 ±1.0
13.2 ~ 100 ±6.9

2.その他の条件 は、一般用の条件 2 3 4 5 を引用する。

3.記号Vを表示して用途別の種類を表す。

蒸気・耐振用

1.条件は、蒸気用と耐振用の両方の条件を合わせ持つ。

2.記号MVを表示して用途別の種類を表す。

耐熱・耐振用

1.条件は、蒸気用と耐振用の両方の条件を合わせ持つ。

2.記号HVを表示して用途別の種類を表す。

密閉形 屋外での使用などで飛沫に対する保護を施したものをいう。保護の度合いは、受渡当事者間の協定による。

{ }内は、性能向上のために当社規格として制定したものでJIS B 7505に該当しません。

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