トップページ計器解説>温度計の解説

温度計の解説

1.応答性

温度計の応答性は設置条件などにより一様ではありません。特に保護管を用いた場合の時定数は相当大きくなりますので注意が必要です。

2.保護管

温度計の感温部を保護する目的で用いる保護管は、許容流速、許容圧力、固有振動数、 熱伝導性、耐食性、耐熱性などを考慮しなければ 破損や測定誤差の原因となるので注意が必要です。

(1)許容流速と許容圧力

保護管の挿入長さと許容流速、許容圧の一例として次表のようになります。

【保護管寸法と許容圧力】
  保護管寸法 *許容圧力
外形 内径 (MPa)
保護管A 16 9.5 10
保護管B 20 14
保護管C テーパ管小径20 16

※ステンレス材くり抜きでない場合は値が大きく低下します。

(2)固有振動数と渦の振動数

流速と渦の振動数との間には次のような関係があります。

N=St(V/d)

N :カルマン渦の振動数
St:ストローハル数ーレイノールズ数の多いときには約0.21
V :流速(m/s)
d :保護管先端の直径(m)
 保護管の固有振動数をN1とするとN/N1<0.8となるように設定下さい。保護管の固有振動数は、温度が高くなると低くなるのでご注意下クダさい。

Copyright (C) 2009 Takashimakeiki. All Rights Reserved.